2018-05-24 ■ この間のことを、毎分、思い出している。 合間、二人とも、くう、と眠ってしまった時間があった。 わたしは寝ぼけたふりをして、腕の中に滑り込んだ。●●●は薄目を開け、ぶっきらぼうに抱き寄せてくれた。どれくらい意識的なものだったのかはわからない。 はっきりと「死んでもいい」と思った。 恋とはまったく違う感動だった。 ●●●にではなく、何か大きなものに対して「ありがとう」と思った。