●●●とのセックスを思い出している。本当に面白かったんだよなぁ。
ひどいと面白いは紙一重。幸せと面白いは結構遠い。
「お前さ、セックスのときに口走る言葉が昭和だよね」「え?そう?まぁ、実際昭和だから仕方ないよね」「仕方ないな」。
そういう●●●だって、怒って帰ろうとしたわたしを壁際に追い詰めて無理やりキスをしたじゃない。
「こんな気持ちいいことを放棄するの?」なんて、クラクラするようなことを言ったじゃない。

セックスのときは、恥ずかしいことをいっぱい言いたい。ベタなことだって言いたい。
お酒を飲まない分、わたしの唯一の開放の場なのだろう。

最後に会ってから、5カ月以上が経った。どんどん薄れてきてしまう。なかったことになんかしないで欲しい。

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2018年が終わる。
2018年は、●●●のことばかり考えていた。
2019年はどうなるんだろう。
わたしは誰を思うのだろう。誰かに思ってもらえるのだろうか。

ひどくても面白い1年になって欲しい。