わたしの完璧な連休の記録。

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友人たちとカジュアルなイタリアンを食べて、ホテルでコーヒーを飲んだ。

きちんと電車に乗って帰り、コンビニに寄ってアイスを買った。

お風呂を溜めている間に食器を片付け、ハッカ油とラベンダーのアロマを炊く。

最近見つけた、声が好みの写真家の作業配信を聞きながらお風呂に入る。

この間、奮発して買ったロレッタのシャンプーはすっきりしてなかなか良い、韓国で買ったミシャの緑茶の洗顔料もさっぱりしてなかなか良い。

パックをして冷たい麦茶を飲み、ニュクスのオイルで全身をしっとりさせる。

恋に落ちるように一瞬でぐっすり眠った。

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起きたらまだ午前中で、それだけで生きていて良いような気分になった。

ご飯を炊き、味噌汁を作り、鮭を焼いて食べる。先日仕込んだ浅漬けもある。

洗濯をし(ちょっとだけオシャレなスケスケのシャツも一緒に洗ってしまったことだけがミス)、干し終わったところでTさんからラインが来た。

今日がお休みなことは伝えてあったが、特に約束はしていない。

「仕事終わった!サキは何をしていてもいいから、サキんちで仮眠してもいい?」。

DVDを見るか、本を読むかを迷っていたので、本を読むことにして「了解。今来るとそこそこ炊き立てのご飯とお味噌汁と鮭があるよ。卵も焼いてあげる」と返信をする。「最高です。すぐ行く!」。

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おいしいおいしいとご飯を食べ、しっかり歯を磨いてTさんは眠りについた。わたしは30分くらいで眠くなり、Tさんの隣に滑り込んだ。

1時間くらいで二人とも起きて、エロいことをした。

ものすごく珍しく、何度も何度も何度もした。

「Tさん、どうしたの…」「分かんない…童貞の男子高校生が乗り移ったみたい」「童貞は、あんな言葉攻めしないと思うよ…」。