「お誕生日おめでとう」は毎年ブレることなく嬉しい。
そして「これからもよろしくね」は年々嬉しさが増している。

なぜか生まれた時からずっと、誕生日の朝の寝顔を撮られている。
主に母が撮ってくれていて、恋人がいるときは恋人が、一人のときは自分で(その場合100パーセントやらせなのだが)。

昨日の夜は長風呂をし、新しいトリートメントをおろした。全身の毛を丁寧に剃って、泡立てるのにひと手間かかるパウダー洗顔料で顔を洗った。
ゆっくり化粧水をしみこませ、パックをして、リファで耳下をぐりぐりとして39歳のわたしを終了させる。
39歳のわたしの方が、40歳のわたしより命が短いし疲れているから、優しくする必要がある。

0時には、元恋人や遠くに住む友人、近くに住む友人が連絡をくれた。
わたしは毎年ツイッターに同じことをつぶやく。
「6月4日、誕生日です。(有名日本人作家)さん、(有名外国人女優)さんもおめでとうございます」。
もう5年以上になるけれど、今年は初めてご本人が「いいね」をくれた。
分かりやすく幸先が良くて笑ってしまう。ありがとうございます。