お弁当を持ってきていない日のランチは「自分じゃ作れないもの」を買うようにしている。
あまり胃の調子が良くないくせに生魚が食べたくて、スーパーのお寿司コーナーでじっとりしているとこをYさんに見られていた。
「トランペットを欲しがっている子どもがいるなーと思った(ら、寿司を食べたがっているサキちゃんでした)」と、ラインが来て、びっくりしてキョロキョロしていたら「ぼっちゃん、買ってあげようか?」と声がした。
「スーパーのじゃなくて、あそこの寿司屋の持ち帰りにしたら?というか今日の夜一緒に寿司食いに行かない?」。

仕事終わりに待ち合わせ。
お盆だからか、お寿司屋さんは混んでいて、結局持ち帰りにした。
Yさんのお家に行くのは久しぶりだったが、物は多いのにごちゃごちゃしていなくて、とても理想的。

「Yさん、学生のときからパソコンとかノートとかにステッカーをおしゃれに貼れるタイプだったでしょう」「ははは、なにそれ?」。

ささっと酢の物とだし巻き卵を作ってくれて、最高の寿司パーティーになった。
わたしにはノンアルコールビールを出してくれたので、「常備してるの? Yさんアルコール控えてるの?」と聞いたら「サキちゃん用だよ」とニコッと笑った。