12月24日、赤いシャツを着て働いた。
年末年始の作業で少し残業し、Tさんに「これから帰ります」とライン。
共同玄関まで迎えに来てくれたTさんはペラッペラのサンタ帽をかぶっていた。「今日、生クリームを買ったら付いてきたのよ。あとでサキもかぶってね」。
わたしのリクエストで、Tさん得意のシーフードトマトカレー。
食後は成城石井で一番高い粉でホットケーキを焼き、一番高いメープルシロップとバター、生クリームで食べる。う、うまぁぁぁぁ。


「サンタさんから預かりました」と言いながら、プレゼントをくれた。
少し前から「かわいいなぁ」と思っていた(多分声に出てた)高めのピアスと、
わたしが愛用しているヴィヴィアンウエストウッドのタオルハンカチ、
一昔前はおばさまご用達だと思っていたが最近は攻めたデザインも多い、フェイラーの海の生き物柄ハンドタオル(Tさん、わたしの好みを把握しすぎでは)。


すぐにピアスをつけてみる。
「わぁやっぱりめちゃくちゃかわいい~」「うん、似合う似合う」
「サンタさんにお礼しなくちゃな、結構高いもの、これ」「身体で払ってって言ってたよ」
「サンタさんはどんなのがお好きかなぁ」「(食い気味に)グレーのぴちぴちのリブのタートルネックジーンズで、下着はレースのTバックで」
「それはTさんでしょう」「……」。

クリスマスカードには「正気になりそうなくらい好き。メリークリスマス!」と書いてあった。気狂い前提の愛。


Tさんには、わたしも愛用中のニールズヤードのロールオン香水(控えめだけど割とえぐみがあって好き)と、ポールスミスのパンツをプレゼントした。