●●●の書いた「日記のようなもの」を読む。
文章を読んで涙が出たのは久しぶりだった。
以前から●●●が書いたものが大好きで、本人にも伝えてきた。
まばたきも息継ぎもせずに一気に感情と世界を360度網羅しようとする文章で、その証拠のように改行がないのが笑える。
決してうまいわけではなく、本業ではないから許されるものではある。


「健全だか健全でないかわからない」と言われがちなわたしと同じように、
●●●は本当はどんな人なんだろう、どっちが本当なんだろうという疑問を一喝するような、
気づかないうちにゲリラ豪雨に遭ってびしょ濡れになっていたような、ただただ身体と匂いが存在する、そういう文章なのだ。


●●●は、いつもわたしに輪郭を与えてくれていた。

この人に、もう一生会えないかもしれないなんて、どういうことなんだろう。