しばらくはKさんに会えないと思っていたが、お昼ご飯を一緒に食べることができた。
無理させているような気がしていたけれど、そんなことない、と思わせてくれてありがとう。
ラーメンを食べて散歩して、ミルクセーキを飲んだ。
二人きりになるタイミングがなくて、手をつなぐことと二の腕に顔をこすりつけることしかできない。
帰りの駅までの道すがら「寂しい泣いちゃう大好き」と言うと、ふざけた声色で「俺も俺も~」と手をぎゅぎゅっと握ってくれた。
Kさんとわたしが裸で抱き合える日はいつになるだろう。
そもそもKさんにその欲望があるように見えないのが今の悩み。
「Kさんとわたし、ちょうどいいと思わないかい」
「すごい自信だな」
「サキがいるから大丈夫、って思ってもらえるようになりたい」
「もうそこそこ思ってるよ」
「そこそこかよ」。


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