「話さないと死んでしまいそうなので聞いてほしい」と言われ、えぐすぎる恋愛話を聞いた。
えぐすぎて途中で二人で大笑い。
“お話聞き料”として、大好きなバーに連れて行ってもらう。
目の前で果物を剥いて作ってくれるカクテル。本当に本当においしくて、大好き(一杯いくらするのか、いまだに知らない…何杯も飲んでごめん…)。
「これ誰かにバレされたら自殺するしかないなー」「命、お預かりいたしました」。
彼曰く、わたしには“脳内フィルター無効化の力”があるという。
なんでも話してしまうような関係は、恋愛にはならない。
この才能を生かして、インタビュー仕事をすれば、編集の仕事に戻ればいいのに、と言われたこともあった。
でもね、わたしは愛がないと何もできないの。
あなたの話を聞くのがとても好きです。あなたの話しか聞きたくないの。
あなたの秘密を聞かせてください。あなたの秘密しか聞きたくないの。